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「Google検索」を、まるでUNIXのシェルを操作しているかのように、すべてキーボード操作で実現する「goosh.org」のご紹介です!

実は、このサービスは2008年頃からすでに存在しており、当時から話題を集めていましたが、未だに定期的なメンテナンスが行われているので、現在も普通に使えています。

そこで、まだ知らない人も含めて、どんなサービスなのか詳しく見ていきたいと思います!


使い方!

まず、サイトにアクセスすると、すでにシェル風の「コマンドライン操作」ができる画面が表示されています。

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この最下段の「カーソル」が点滅している行に、任意のコマンドを叩いて操作するような感じです。


試しに、何か検索してみましょう!

これは簡単で、そのまま検索したいキーワードを入力して「エンターキー」を叩けばOKです。例えば、「iphone」で検索するとこんな感じ!

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いつもの見慣れたGoogle検索結果が表示されていますね。

ただし、現状は「英語モード」になっているので海外の情報が結果に表示されています。これを「日本語モード」に変更してみます。

さっきと同じように、今度は「settings」と入力して実行すると、設定リストが表示されます。

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「lang」が英語の「en」になっているのが分かるので、これを「settings lang ja」と入力して実行するだけで「日本語モード」に変わります。

この状態で、再度「iphone」を検索すると、今度は国内の情報が結果に表示されているのが分かると思います。

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あとは、結果一覧の左側にある「数字」を入力すれば、「別タブ」で目的のサイトが開くようになります。(「2」だとアップルのサイトが開きます…)

検索一覧の続きを見たい場合は、「more」を実行すると見れます。


他にもある多彩な機能を使おう!

「goosh」は単純な検索だけでなく、ユニークな便利機能も搭載されています。

例えば、「read」コマンドと一緒にRSSの「フィードURL」を実行すれば、そのまま読むことも可能です!

YahooニュースのRSSを使った例だとこうなります。

read http://news.yahoo.co.jp/pickup/entertainment/rss.xml

これを実行するとこんな感じ!

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検索と同じように、左側の番号でサイトに飛ぶことができます。


また、先頭に「amazon」と入力してから検索キーワードを実行すると、Amazon内の情報だけを検索ターゲットにすることもできます。

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同じように、「wiki」だとwikipedia内の情報になります。

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さらに、

site http://www.yahoo.co.jp/ iphone

のようにすれば、任意のサイト内の情報ソースをターゲットにすることも可能です!


小ネタとして、簡単な計算機も利用できたりします。

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他にも、便利な機能が盛りだくさんで、「help」と入力すると表示されるコマンド一覧もチェックしてみると面白いですよ。

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また、ソースコードも公開されているので、ご興味ある方はぜひ参考にしてみてください!

「goosh.org」公式サイト